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我野
ピンホールカメラが捉えた故郷

田嶋晴美
サイズ B5判 72頁
ISBNコード(8179以降)
 13桁:2166-6 / 10桁: / 旧:
ザッシコード:
本体価格 2,200円(税込 2,376円)

ピンホールカメラと出会い、撮り溜めた故郷“我野(吾野)”の豊かな自然を思い出とともに一冊に閉じこめた写真集

 ピンホールカメラとの出会いは、大学の研究室で教務補助をしていた時に受けた、村井逸久真先生の写真の授業の中でした。レンズも使わずただ針の穴から入ってくる光だけで写真が撮れる、カメラの原型である針穴写真機を自分で作るという宿題からでした。
〜〜〜
 できあがったポジフィルムには、意識では認識していなかった風が空気の流れになり木々の枝を揺らした映像として写り、時間の流れは線状の形の動きとして映像化され、独特な世界が写っていました。四季折々の変化が豊かな場所は、定点撮影を試みました。予想を上回る不思議さ、面白さに魅かれ、生まれ育った吾野(あがの)を、休日を使って7年間撮り続けてきました。
〜〜〜
 その後は結婚で吾野を離れ、子育てに追われてピンホールカメラに触ることも無く、撮影したポジフィルムを見ることも無く、押入れに仕舞い込んだままの状態でいつの間にか30余年が経ってしまいました。子育ても一段落して、久しぶりに押入れから出してポジフィルムを見ていたところ、もう一度ピンホールカメラを撮りたいという思いが募ってきました。そして、次に進むためにこの7年間に撮りためた、自分が生まれ育った自然豊かなふるさと、我野(吾野)の写真をまとめたいという気持ちが湧いてきました。
それは我野を撮り歩いていた20代の頃から、心の奥で、どういう形になるかわからないけれどいつの日かまとめることができたら… と漠然と抱いていた夢でもありました。

あとがきより